【体験記】プログラミング未経験による ビットコインのシストレFintechアプリ開発

はじめに
私は、プログラミングも短期トレーディングも全くの未経験者でした。ですが、「Fintechに強くなりたい」「手を動かしながら学びたい」と思い立ち、Udemyの講座『現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発』を受講しました。
この講座を受けて、ゼロからGo言語を学び、ビットコインの自動売買システムを開発するところまで到達できたので、その体験を共有したいと思います。
こんな人におすすめ
Goを基礎から学びたい未経験者
自動売買システムを作ってみたいエンジニア志望者
Fintechやシステムトレードに興味がある方
実践的なアプリ開発を通してスキルアップしたい人
講座の全体像
本コースは、Go言語の基礎から始まり、最終的にビットコインの自動売買システム(シストレ)の開発に挑む実践的な内容です。動画は約15時間、私はコーディングも含めて約2週間で完了しました。
前半:Go言語の基礎を理解する(入門編)
最初のパートでは、Goの開発環境(Goland IDE)のセットアップから始まり、以下のような基礎をじっくり学びました:
- 変数、定数、ステートメント、関数
- ポインタやStruct(構造体)の概念
- Goroutineによる並列処理
- 標準ライブラリとパッケージの使い方
- SQLiteを使った簡易なデータベース操作
初心者にも理解しやすく、**「なぜこの構文が必要なのか」**という視点で解説されており、途中で挫折することなく進められました。
後半:実践で学ぶFintechアプリ開発(応用編)
後半では、以下のような本格的な開発にチャレンジします。
AIモジュールの作成
最終的には、「最適なトレード判断」を行うAIモデルも簡易的に構築され、完成度の高いアプリに仕上がります。
APIの活用(bitFlyer API)
仮想通貨取引所からリアルタイムデータを取得し、実際の取引情報を活用します。
ローソク足データの保存と処理
取得したデータをSQLiteに保存し、分析可能な形式で加工していきます。
Webインターフェースの作成(JQuery使用)
フロントエンドはシンプルな構成で、チャート表示などの機能もあり、視覚的に楽しいです。
システムトレードのロジック実装
RSIやEMA、ボリンジャーバンドなど、トレーディング指標に基づく売買アルゴリズムを実装します。
AIモジュールの作成
最終的には、「最適なトレード判断」を行うAIモデルも簡易的に構築され、完成度の高いアプリに仕上がります。
受講中に困ったこととその対処法
当然、エラーも多く遭遇しました。たとえば、**「APIが認証されない」「ローソク足が生成されない」**など、手詰まりになる場面もありました。
ですが、ChatGPTを併用することで、トラブルの原因をすぐに確認・修正でき、効率よく学習を進められました。今後学習する人にも、この併用はとてもおすすめです。
この講座で得られたスキル・変化
- Go言語の基礎文法と開発の流れ
- WebAPIの利用と、データベース連携の実践方法
- 仮想通貨の自動売買の考え方と仕組み
- システム全体を自力で構築するスキルと自信
私はこの講座を通して、「自分でもアプリが作れる!」という実感を得ることができました。今では、自作の取引戦略を試すなど、自分の手でFintechアプリを育てていくことにワクワクしています。
まとめ:行動すれば、世界が変わる
正直、受講前は「自分にできるのか?」という不安が大きかったです。でも、一歩踏み出してコードを書き始めたことで、学習の充実感と達成感が得られました。
もしあなたが同じような不安を抱えているなら、ぜひこの講座を受講してみてください。一つのアプリを完成させる喜びが、きっとあなたの世界を広げてくれます。